今回は基本テクニックの記事の中でもサラリと紹介していますが、あらためて「シングル」という1テクニックとしてご紹介します。

シングルという名前だけ聞くと少し専門的に感じるかもしれませんが、要するに「もうこの数字しかない」「この場所しかない」という基本中の基本となる状況を見つける方法です。


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候補数字が1つ(裸のシングル)

まずは一般的には「裸のシングル」と呼ばれるテクニックです。
簡単にいうと「あるマスの候補数字が1つだけになった」状態です。

候補数字をメモしていった結果、あるいは他のテクニックによって候補数字を削除した結果、あるマス内の候補が1つだけになることがあります。

以下は実際の問題の盤面です。見やすくするため、候補数字は中央の9マスブロックだけに表示しています。

中央ブロックの中央のマスに候補9だけが残っている裸のシングルの例

青い枠のマス、つまり盤面の中央のマスに注目してください。同じ行・列・ブロックの確定数字から候補を調べると、「9」だけになります。

候補数字が1つしかないということは、そのマスにはもう「9」以外の数字は入りません。

中央のマスを9で確定し、同じ行・列・ブロックの候補9を取り除いた盤面

つまり、このマスは候補数字ではなく、確定数字として「9」を入れてよい、ということです。9が確定したので、同じ行・列・ブロックのほかのマスからは候補9を消します。

当サイトの自動解答では、このテクニックを「候補数字が1つ(裸のシングル)」と表示しています。

エリア内に1つ(隠れたシングル)

シングル系でもう1つ大事なテクニックが一般的に「隠れたシングル」と呼ばれるものです。

簡単に言うと「あるエリアに特定の候補数字が1つだけ」という状況です。

次は別の問題の盤面です。左上の9マスブロックに注目してください。ここでは、このブロックの空きマスの候補数字をすべて表示し、ほかのブロックの候補数字は省略しています。

左上ブロックで候補7が中段左の1マスだけに存在する隠れたシングルの例

このブロックの空きマスを見比べると、「7」が候補に入っているのは、青い枠で示した中段左のマスだけです。盤面全体では、上から2行目・左から1列目にあたります。

そのマスの候補は「5,6,7」です。マス単体では3つの候補がありますが、同じブロック内で「7」が入れる場所はここしかありません。したがって、このマスは「7」で確定できます。

つまり、マス単体で見ると候補数字が複数あるので一見分かりにくいのですが、行・列・ブロックというエリアで見ると「この数字はここしかない」と分かるわけです。

左上ブロックの中段左を7で確定した隠れたシングルの結果

これが「隠れたシングル」です。当サイトの自動解答では「エリア内に1つ(隠れたシングル)」と表示しています。

注意点としては、注目しているエリアの候補数字が正しくメモされているのが前提だということです。
「隠れたシングル」と思ったのに、他のマスにメモしておくべき候補数字が漏れていて実はシングルではなかった、などということがないように注意しましょう。

まずはこの2つを探す

ナンプレを解くときは、まず確定できる数字を探すことが大切です。

候補数字をメモした後、また他のテクニックで候補数字を削除した後は、「候補数字が1つのマスはないか」「ある数字がエリア内で1か所にしか入らない場所はないか」を確認してみましょう。

この2つはとても基本的なテクニックですが、上級問題でも最後まで何度も登場します。基本だから簡単、というより、基本だからずっと使うテクニックなのです。

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